ドラッグストアで解決! ホットフラッシュと漢方
みなさま、こんにちは!
本日もご覧くださりありがとうございます。
以前、女性ホルモンと漢方という項目で、更年期障害に効果のある漢方をご紹介させていただきました。
今回は、前回ご紹介させていただいたもので効果がなかった方の中で、特にホットフラッシュで困っている方に向けて、記事を書いていきたいと思います。
更年期障害の中でホットフラッシュの症状で生活の質が落ちてしまい、日々ストレスを感じていらっしゃる方は多いと思います。
正直、ホットフラッシュに関してはホルモン剤を使用するのが1番効果があるのですが、
病院に行く前に少し試してみたい!病院に行くほどではないけど症状が改善したら嬉しい、など、そういった方におすすめの漢方をご紹介していきます。
また、持病の関係で、ホルモン療法をすることができない方にもおすすめです。
この記事を読んで分かること
①ホットフラッシュに効果のある漢方が分かる
②自分に合う漢方の選び方が分かる
オススメの漢方 3種類
おすすめの漢方は以下になります。
①黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ) 1番のおすすめ
②三黄瀉心湯(サンオウシャシントウ) 体格がしっかりしている、腸が強い、便秘ありの方におすすめ
③温清飲(ウンセイイン) 首から上がのぼせる、手足は冷える
黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)
ほてり、のぼせに対して、1番処方されているお薬です。
熱を冷ます成分が含まれており、精神を落ち着かせる作用もあります。
唯一の欠点は、とても苦いことです。
三黄瀉心湯(サンオウシャシントウ)
こちらも熱を冷ます成分が含まれています。下剤の作用があり、腸が弱い方が飲むと下痢になってしまうので、もともと体格がしっかりしていて、腸が強い方、便秘がちの方におすすめです。
温清飲(ウンセイイン)
こちらは熱を冷ます作用に加えて、体を温める作用があります。
首の上はのぼせるけど、手足は冷えているという方におすすめです。
これら三つの漢方は、胃もたれすることがあります。
通常、漢方は食前に飲むのが効果が高いとされていますが、胃が弱い人は食後から試してみると良いと思います。
いかがでしたか?
これらの漢方は店頭では少し手に入りにくいお薬です。
ネット通販などで購入するのが良いかと思います。
最後に、比較的手に入りやすく、汗のコントロールに使う漢方を二つ紹介していきます。
まず1つ目は、補中益気湯(ホチュウエッキトウ)です。
補中益気湯は、もともと体が弱く、疲れやすく、胃腸が弱っている時に、体にエネルギーをチャージする目的で使用するものです。
体を元気にするだけではなく、汗を鎮める作用があるのと、味も飲みやすいので、試しに使ってみるにはもってこいのお薬です。
二つ目は、防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)です。
こちらは水太りしている方に使うお薬です。体の中の水分のバランスを調整するのが得意なお薬です。
関節のむくみや痛みに効果があるとされ、関節痛にも処方されることもあります。
最近では、ダイエットのお薬として売られていたりします。
さて、本日のホットフラッシュの記事はいかがでしたでしょうか。
病院に行くことに抵抗がある、時間がない、でもホットフラッシュで悩んでいるという方、ぜひ試してみてくださいね。
次回は、妊娠中の立ちくらみについてお話ししていきます。