ドラッグストアで解決! 妊娠性掻痒・痒疹(そうよう・ようしん)
みなさま、こんにちは!
本日もご覧くださり、ありがとうございます。
本日は、前回の妊娠と漢方の最後でお話しした、妊娠性掻痒(そうよう)、痒疹(ようしん)についてお話ししていきます。
この記事を読んで分かること
①妊娠中のかゆみについて知ることができる
②妊娠性掻痒、痒疹について知ることができる
③妊娠中のかゆみに対する対処法が分かる
妊娠性掻痒・痒疹とは?
妊娠3ヶ月目くらいから、皮膚がとても痒くなることがあります。見た目では異常がないものの、痒みが強く、掻きむしってしまうという症状が出ることがあります。
これを妊娠性掻痒と言います。
また、実際にかゆみに加えて、ブツブツや赤みなどの皮膚の症状が出ると、妊娠性痒疹と言います。
こちらの病気の厄介なところは、痒みの程度が強いということです。
出産すると基本的には治るのですが、それまでの間、頑固な痒みと戦うのは、心が折れそうになる方もいらっしゃると思います。
また、かいているうちに次第に茶色身をおびたブツブツに変化して、治りづらくなる、跡に残りやすくなることがあります。
妊娠中のかゆみに対する対処法
今回、ドラッグストアで使えるローションをについてお話ししようと思います。
まずは、こちらのローションを知ったきっかけのお話をさせて下さい。
実は、私自身、妊娠性痒疹になり、とても辛かった経験があります。
妊娠性痒疹は、一般的にはステロイドの塗り薬やアレルギーの飲み薬で治療を行います。
ステロイドのお薬は強さの段階があり、通常は弱いものから徐々に強いものへと変えていきます。
私の場合は、1番強いステロイドの塗り薬を使うまでは、全く症状が良くなりませんでした。夜も眠れずかきむしり、お風呂でとても沁みるので痛みもあり、つわりと重なり、本当に心が折れそうになりました。冬にも関わらず、保冷剤で冷やして寒さに凍えながら生活をしていた記憶があります。
その当時、私も知識不足であり、ステロイドとアレルギーの薬しか選択肢がなく、しばらく辛い時期が続きました。
そんな時、友人に相談してみたとこを、よもぎの成分が良いと聞きました。
透析(腎臓の機能が落ちている方で血液をきれいにするための処置)をしている方の中に、頑固な痒みに悩まされる方がいて、そういう方によもぎの成分がとても効くと教えてもらいました。
わらにもすがる思いで、よもぎローションを使い始めました。
すると、塗った瞬間にさっとかゆみが引き、その後少しの時間、保冷剤を手放すことができました。その生活を続けているうちに、ステロイドの薬をレベルアップして最終的には症状が落ち着きました。
よもぎローションは、引っ掻き傷があると少し滲みますが、塗った後にスーッと爽快感があり、その爽快感で痒みが落ち着く感じがありました。
保冷剤で冷やすより皮膚に届いている感じがありました。
保冷剤は気持ち良い冷たさでは効果がなく、感覚がなくなるくらい冷やすと少しかゆみがおさまるといった程度でした。
よもぎローションをコットンにとり、かゆい部分に塗り広げていました。
少し色がついているので取り扱いには少し注意が必要です。
今、同じような症状で困っていらっしゃる方がいたら、ぜひ試してみてください!
最初からステロイドなどがすぐに効けば良いのですが、なかなか効果が出ない方や、次回の病院受診までに少しでもかゆみを和らげたい方。
悩まれている方がおりましたら、ぜひ一度塗ってみてください!
さて、次回は、過活動膀胱についてお話ししていきます。