ドラッグストアで解決!<PMS お腹の張りと食欲低下>
みなさま、こんにちは!
本日もお読みくださりありがとうございます。
前回のPMSの記事はいかがでしたでしょうか。
トコエルは、むくみと精神症状がメインでした。
はじめに
今回は、PMSの中でも、お腹の張りと食欲低下について書いていこうと思います。
前回も書いた通り、生理前にはむくむことが多いと思います。
これは、排卵後から生理までの期間(生理が始まった日から2週間後〜次の生理までの期間)に出る女性ホルモンの影響によるものです。
これにより、体全体に水分を溜め込むようになり、頭の症状であれば頭痛、お腹の症状であればお腹の張りと食欲低下、足の症状であれば足のむくみ・・・というように様々な症状が出てきます。精神症状もむくみと関連するとの報告があります。
また、全身がむくむと疲れやすさや無気力にもつながりますよね。
このような感じで、お腹がむくんで腸の調子が悪いと、お腹の張りと食欲低下という形で現れてきます。
このような時、どのようなお薬を使ったら良いのでしょうか。
この記事を読んで分かること
①PMSによるお腹の張りや食欲低下に効くお薬が分かる
②ドラッグストアで手に入るお薬の使い分けが分かる
腸の調子を整える漢方 2種類
直接的に腸を動かすのであれば、漢方薬の大建中湯や六君子湯がおすすめです。
大建中湯の方がお腹の下の方が張っている、お通じが出づらい、ガスが溜まっている時に良いかと思います。
六君子湯は、胃のあたりが不調で食欲がわかない時に良いかと思います。
飲み方はパッケージの通りで大丈夫です。
上に書いた薬は、症状が出た時や出そうだと感じる時に飲み始めるものになりますが、あらかじめ予防したい場合は、前回の記事に書いたトコエルもとても良いと思います。
または、靴がきつい、他人から見ても分かるほど顔がむくんでいるなど、むくみが強い時には、頭痛の項目でお話しした、五苓散がとてもよく効きます。
まとめると、
①下腹が張っている、ガスが溜まっている感じ;大建中湯
②胃がムカムカする、食欲が湧かない;六君子湯
③生理前から予防したい;トコエル
④むくみがとても強い;五苓散
これらは一つしか使ってはいけないわけではないので、同時に飲んでも大丈夫です。
漢方薬の場合は、個人の判断で飲むのは2種類までにしておくと安心です。
例えば、大建中湯+五苓散、六君子湯+五苓散というような感じです。
いかがでしたでしょうか。
生理前のお腹のトラブル、少しでも解決されると嬉しいです。
次回は、夏に特有のデリケートゾーンのかぶれについてお話ししていきます。