ドラッグストアで解決! つわりと漢方
みなさま、こんにちは!
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
漢方シリーズ、いかがでしょうか。
漢方は苦手意識のある方も多いと思いますが、最近では錠剤タイプも出てきているので飲みやすくなっています。種類を選べば、病院で処方される薬と同じような効果も期待で切るので、ぜひ試してみてくださいね!
さて、本日は、つわりに効果のある漢方を紹介していきたいと思います。
この記事を読んで分かること
①つわりに効く漢方の種類が分かる
②自分に合った漢方の選び方が分かる
つわりに効果のある漢方 2種類
つわりに効果のある漢方は二つあります。
①小半夏加茯苓湯 ショウハンゲカブクリョウトウ
②六君子湯 リックンシトウ
それぞれ詳しく見ていきましょう!
①小半夏加茯苓湯 ショウハンゲカブクリョウトウ
このお薬は三つの成分が合わさって出来ています。
半夏、茯苓、生姜です。
それぞれの効果を見ていくと、
半夏・・・腸の運動を活発にする、吐き気を抑える
茯苓・・・むくみをとる、胃が荒れるのを防ぐ
生姜・・・これはご存じ「しょうが」です。
ここで、生姜についてお話しします。生姜の成分はつわりに効くとされ、ガイドラインにも記載されています。海外でも、つわりにはジンジャーというように、よく使われているようです。
もし、つわり中で、炭酸が飲みたい方であれば、ジンジャエールなど試してみてもいいかもですね。
つわりではないけど食欲がない方も、生姜をお食事に取り入れることで胃腸の動きが良くなると思うので、試してみてくださいね。
②六君子湯 リックンシトウ
こちらは①のお薬の成分に加えて、人参、陳皮、大棗といった胃の不調を整える成分も入っています。
どちらを選んだら良いのか?
ここまで読むと、六君子湯を選べばいいのでは?①は必要ないのでは?と思いませんか?
漢方薬の場合、症状が限られている場合は、お薬に含まれている成分が少なければ少ないほど、効果が高くなると言われています。
そのため、小半夏加茯苓湯で解決するのであれば小半夏加茯苓湯を、小半夏加茯苓湯では解決しないようであれば六君子湯を選ぶと良いかと思います。
具体的には、
もともと胃は丈夫だけれども妊娠をきっかけにつわりで悩んでいるのであれば小半夏加茯苓湯を
もともと胃が弱くて、つわりになった方は六君子湯を
選ぶと良いかと思います。
最後に、つわりと同時に精神的にも不安定になり辛いという方がいらっしゃったら、
上記に書いた2種類のお薬に加えて、
抑肝散加陳皮半夏 ヨクカンサンカチンピハンゲ を飲まれるといいかと思います。
このお薬は、六君子湯に含まれているものと同じ成分を含みつつ、抑肝散という精神安定作用のある成分が含まれています。
妊娠してから、色々と不安になったり、イライラしたり、急に涙が出てしまったり・・・こんなはずではなかった。妊娠してから変わってしまったという方におすすめです。
本日はつわりについて書いてみました。
次回は、つわりの補足について書いてみます。
ドラッグストアでは解決しないけれども、病院で処方してもらえるお薬について書いてみます!