ドラッグストアで解決! 過活動膀胱
みなさま、こんにちは!
本日もご覧くださり、ありがとうございます。
本日は、過活動膀胱についてお話ししていきます。
この記事を読んで分かること
①過活動膀胱について知ることができる
②過活動膀胱に効く漢方が分かる
③自分に合う漢方を選ぶことができる
過活動膀胱とは?
こちらの症状に当てはある方はいらっしゃいますか?
①尿の回数が多い 目安1日8回以上
②夜中に尿をするために起きる 少なくとも1晩で1回以上
③急に尿がしたくなり、我慢が難しいことがある
④急に尿がしたくなり、我慢できずに尿をもらしてしまう
これらに当てはまる方は、過活動膀胱になっている可能性があります。
過活動膀胱の診断として、尿をしたいと思って我慢が難しいと感じることは必須になります。さらに、通常は、頻尿と夜間尿(夜尿をするために起きる)を伴うことが多いです。
尿をもらした経験がなくても、過活動膀胱の診断となります。
日本人では女性の10人に1人は、過活動膀胱であるとの報告もあります。
尿のトラブルは、恥ずかしくて病院を受診するのに抵抗がある方もいらっしゃると思います。
まずはドラッグストアの薬を試して、それでも改善が難しいようであれば、泌尿器科や婦人科を受診してみてください。
本日は、そんな過活動膀胱に効く漢方をご紹介します。
過活動膀胱に効く漢方 3種類
①猪苓湯 チョレイトウ
尿のトラブル関係では1番に選ばれるお薬です。膀胱炎などにも効果があります。
おしっこ関係のみで悩まれている方には1番おすすめになります。
②八味地黄丸 ハチミジオウガン
こちらは、もともとアンンチエイジング機能のあるお薬として使用されることが多いです。具体的には、足の脱力感、疲労感、足腰の冷え、腰痛、夜間の頻尿など、老化が原因で起きてくる様々な症状に効果があるとされています。
おしっこの悩み+老化による症状でお悩みの方におすすめです。
(胃もたれのしやすい成分が入っているので、胃腸関係に心配がある方、ご高齢の方は、少ない量から試してみても良いかもしれません。)
③牛車腎気丸 ゴシャジンキガン
先ほどお話しした、八味地黄丸の効果に加えて、手足の痺れなどに効果があります。
八味地黄丸で効果が乏しい方がステップアップして使うお薬としておすすめです。
選び方としては、
尿のトラブルのみ悩まれている場合は、猪苓湯を
尿のトラブルに加えて、老化の症状もある方は八味地黄丸を
八味地黄丸でも効果が乏しい方は牛車腎気丸を
八味地黄丸や牛車腎気丸は、胃もたれしやすい成分が入っているので、
胃もたれしてしまって内服できない方には、
清心蓮子飲 セイシンレンシイン がおすすめです。
特に体力、気力の落ちたご高齢の方に合っていると思います。
ただ、欠点としては、こちらの薬は一般的には店舗には置いていないことが多いので、少し手に入れづらいお薬と思います。
さて、過活動膀胱についていかがでしたでしょうか。
これらの漢方のみで改善できるのであれば、恥ずかしい思いをして病院を受診せずに済みますよね。
もちろん、受診すること自体は恥ずかしいことでもないですし、医療者は慣れているので、深く思い悩まずに受診されても大丈夫ですよ!
みなさまのお悩みが少しでも早く解決することを、祈っております。
さて、次回は性器ヘルペスについて書いていきます。